【今週の労務書】『女性の視点で見直す人材育成 だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる』

7千人の調査結果分析
 本書は、誰にとっても働きやすい「最高の職場」をめざす第一歩として、女性社員の成長を引き出す職場づくりのポイントを解説したもの。働く男女約7400人に実施したアンケート調査を踏まえ、女性のキャリアステージごとに企業として留意すべき事項を示しているのが特長だ。
 本書で取り上げたステージは、評価権限のある部下を持つ「マネジャー期」、実務を担当する「スタッフ期」、夫婦共働きで……[続きを読む]…

ティール組織で生産性の向上を 人事・労務

 人事コンサルティングなどを行う㈲人事・労務(東京都台東区、矢萩大輔代表取締役)は、新しい組織の形である“ティール組織”を学ぶセミナーを開催した=写真。
 フレデリック・ラルー氏の著書「ティール組織」で解説者を務めた、NPO法人場とつながりラボhome’s viの嘉村賢州代表理事が講演。従来の階層型組織に替わり、階層がほとんどなく、従業員自らがルールをつくりながら運営するティール組織が……[続きを読む]

労働生産性の向上が鍵/奥田社会保険労務士事務所 奥田 理恵

 世界遺産をめざす四国遍路! 四国八十八ヶ所霊場一番札所霊山寺がある徳島県鳴門市で開業し、社会保険労務士として中小企業の人事労務に携わり13年目になる。 今年度から徳島県社会保険労務士会内に徳島県働き方改革推進支援センターが設置され、働き方改革の関連セミナーや個別相談会の開催、事業主や従業員から職場で起こる様ざまな問題について相談に応じている。 相談内容は多岐にわたるが、時間外労働の上限規制、年次……[続きを読む]…

【今週の労務書】『警備・ビルメンテナンス業の労務管理ハンドブック』

採用制限は就規へ明記 人手不足が深刻な警備・ビルメンテナンス業界向けの本書は、良質な人材確保に向けたカギが適正な労務管理にあると主張する。その基本がイチから分かる入門書的一冊だ。 労働条件の通知、仮眠時間の考え方、割増賃金の計算方法など、必要な知識を網羅的に解説する。労基署の是正指導、年金事務所の調査を受けた際の対応策も示す。 業界特有の問題にも言及している。たとえば、採用においては警備業法第14……[続きを読む]…

旧姓使用を認めている企業は67.5%。セクハラ防止規程を定めている企業は69.3%~民間企業440社にみる『人事労務諸制度の実施状況』:労務行政研究所

民間調査機関の一般財団法人 労務行政研究所(理事長:猪股 宏 東京都品川区西五反田3-6-21)は、上場企業および上場企業に匹敵する非上場企業440社を対象に、人事労務諸制度の実施状況を調査した。本調査は、企……

旧姓使用を認めている企業は67.5%。セクハラ防止規程を定めている企業は69.3%~民間企業440社にみる『人事労務諸制度の実施状況』:労務行政研究所

民間調査機関の一般財団法人 労務行政研究所(理事長:猪股 宏 東京都品川区西五反田3-6-21)は、上場企業および上場企業に匹敵する非上場企業440社を対象に、人事労務諸制度の実施状況を調査した。本調査は、企……

ハラスメント防止に注力/大阪府社会保険労務士会 大阪北支部 支部長 桑野 里美

 社会保険労務士を開業して22年が過ぎた。 子育て真っ最中に受験、子どもの寝かし付けを夫に引き受けてもらいながら勉強時間を捻出した。運良く合格できたが、すぐに業として成り立つはずはなかった。飛び込み営業をしては「保険は間に合っています」などとつれなく言われ、次の訪問先までの足取りは重く、沈んだ気持ちで帰宅する日が続いた。 それでも支部の研修、行事などに積極的に参加することで諸先輩に様ざまなことを教……[続きを読む]…

【今週の労務書】『企業にはびこる名ばかり産業医』

中小こそ健康経営実践 中小企業こそ産業医を活用し、健康経営を行うよう提言しているのが同書である。 同書は、産業医の“名義貸し”が横行していると指摘。活動実態がなかったり、年1度の健康診断でしかかかわりがないなどである。一方、体調に問題を抱えている従業員は、欠勤・早退や集中力の欠如により、健康な従業員に比べて1人当たり年30万円ほど生産性が低いという。 メンタル不調者が多い事業場は、産業保健の課題を……[続きを読む]…

【今週の労務書】『職場のムダ取り教科書』

ムダの「本質」見極める 効率化や生産性向上が叫ばれている昨今、本書はどのような「ムダ」を除去すればコストの削減と利益の増大が両立できるかを、実証に基づき解説している。 出席者の多すぎる会議、方々に忖度するあまり肥大化した資料、対面で話せば済む事項までメールを送る習慣など、職場にありがちな「ムダ」をチェックポイントに挙げ、「8分の1にまで圧縮できる」と示す。 一方で、私生活や余暇の社会活動のみならず……[続きを読む]…

【今週の労務書】『これからはじめる在宅勤務制度』

中小事例も社名入りで 「管理がしにくい」として反対勢力にならないよう、導入初期は管理職層を対象者に含め、利点を実感してもらうこと――こんなふうに制度導入のコツを実務的にアドバイスする本書は、根拠法(働き方改革関連法)の成立でいよいよ具体的に歯車が動き始めた「働き方改革」のワンメニュー・在宅勤務制度を職場に採り入れる方法を分かりやすく解説してくれる。 必要な各種規定類の作り方から実効を伴った運用法に……[続きを読む]…