「ファイナンス? 自分の仕事とは関係がないからなあ……」

このように思っている人が多いと思います。意外に思うかもしれませんが、実はすべての人が職場で毎日ファイナンスを実践しているのです。

例えば、「A案とB案のどちらでいくか」というような意思決定は職場で日常的に発生しています。意思決定なしにビジネスを行うことは不可能です。そのときに「Aの方がいいからAを選ぶ」といった判断をしますが、「いい」と言うためには何らかの基準が必要になります。何らかの判断基準に基づいて、「AのほうがBよりもいい」と言うわけです。

仮に、重さが判断基準であれば、すべての人が「AのほうがBよりもいい」と納得することができます。

それでは、ビジネスの判断基準とは何なのでしょうか。あるいは、あなた自身はどのような判断基準でビジネスをしているのでしょうか。これこそがファイナンスが問いかけるテーマなのです。

1. ビジネスと判断基準

ビジネスにおける意思決定というのは、考えられる様々なオプションの中からベストなものを選ぶ行為といえます。

仮に、有力なオプションが最終的にAとBに絞られたとしましょう。それは「A国とB国のどちらに進出するか」、「A社とB社のどちらを買収するか」といった大きなことから、「AさんとBさんのどちらのメール対応を先にやるか」、「今夜のお客さんの接待はA飯店にするかB寿司にするか」といったことまで、様々なケースが対象となります。

対象が多種多様なので、判断基準も「安いから」、「簡単だから」、「速いから」、「安全だから」、「おもしろいから」などとバラエティに富んでいてもおかしくありません。しかし、対象が何であっても、ビジネスの意思決定であることに変わりはありません。そのため、いつ、いかなる場合あっても、「誰にでも通用する究極の判断基準を採用したい」と思うのは自然なことでしょう。そこで、究極の判断基準とは何かということがテーマになるのです。

1-1. 判断基準における第1の候補 ~儲け

究極の判断基準の最初の候補として「儲け」を考えてみましょう。

ビジネスの意思決定における究極の判断基準として「儲け」を採用することは理に適っているように見えます。なぜならば、ビジネスは儲けるためにやるからです。「安いから」、「簡単だから」、「速いから」、「安全だから」というのも、究極的にはそれが最も儲けを実現することになると判断するからです。

しかし、「儲け」には大きな問題があります。それは、「儲け」という概念に明確な定義がないことです。「Aの方がBよりも儲かる」というためには、儲けという概念が定義されていて、それに基づいて判断をする必要があります。しかし、定義が存在しない以上、そのような客観的な判断をすることはできません。Xさんが考える儲けとYさんが考える儲けが一致しなければ、両者が納得する意思決定を行うことはできません。

1-2. 判断基準における第2の候補 ~利益

次の候補として「利益」が考えられます。利益という概念は会計学で定義されています。そのため、利益は明確な基準となり得ます。判断基準としては、利益へのインパクトが大きいほうを選べばよいことになります。例えば、人材の採用において「Aさんの方がBさんよりもいい」というのは、「Aさんを採用した方がBさんを採用するよりも利益が大きくなる」ということを意味します。

残念ながら、利益を判断基準とすることにも問題があります。代表的なものを挙げると次のようになります。

● ルールが統一されていない
利益は会計基準に基づいて算定されますが、会計基準というルールそのものが世界的に統一されていません。日本の企業に関して言えば、日本の会計基準と米国の会計基準と国際会計基準という3つのルールが混在している状況です。スポーツの世界でルールが混在していたら、試合になりません。どのルールを使っても同じような数字になればよいのですが、残念なことにまったく違う数字になってしまいます。

例えば、日立製作所は2015年3月期から、米国会計基準から国際会計基準に変更したのですが、それに伴って、2014年3月期の当期純利益が2つの基準で計算されています。米国会計基準に従うと3640億円なのですが、国際会計基準で計算すると5250億円になっています。ルールによって利益にこれだけ大きな差が出るのです。

● 数字が操作できる
会計基準に基づいて利益が算定されるのですが、その算定方法にはいくつかの選択肢があります。

例えば、減価償却費には定率法と定額法という2つの処理方法があります。どちらを選ぶかによって利益の数字が変わります。そのため、「利益はこの数字しかない」とは言えないのです。意地悪く言うと、利益の数字には操作できる余地があるのです。

● 中長期的な判断が難しい
利益というのは、ビジネスの1年間のスコアを表す概念です。そのため、1年間の比較は可能なのですが、長期的な比較の方法が決まっていません。ビジネスには早熟型もあれば大器晩成型もあります。中長期的な観点から利益を比較することは容易ではありません。

このように国によって物差しが異なり、その測定方法にも自由度があるので、物差しとして信頼することは難しいはずです。そのため、「利益の多い方が絶対にいい」とは断言できないのです。

1-3. 判断基準における第3の候補 ~現金

ビジネスの判断基準として儲けや利益を採用すると、見解の相違が生じて、判断が分かれます。ところが、次のオプションを見ると全員が同じオプションを選ぶはずです。

いかがでしょうか。Aを選んだのではないでしょうか。

ここから言えることは、もしもオプションの価値が現金で表示されていれば、全員が納得して判断できるということです。それは儲けや利益が概念であるのに対して、現金は現物だからです。現物は確実です。

ファイナンス理論というのは、「ビジネスの儲けを現金で表示するためにはどうすればよいか」ということを体系化したものなのです。実際のビジネスでオプションAとBのどちらが儲かるかということについて、私たちは直感的にわかっています。そして、その直感は基本的に正しいものです。だからこそ、ファイナンス理論を知らなくても平和にビジネスをすることができるのです。

しかし、プロの世界では説明責任が求められます。「直感で決めました」というのが許されるのは長嶋茂雄レベルの天才だけでしょう。そのため、ビジネスのプロを目指すのであれば、ファイナンス理論を知っておいた方がよいのです。

2. 儲けを決定する要素

ファイナンスは儲けを現金で表すものですので、改めて儲けについて考えてみましょう。

イソップ物語に、毎日1個の金の卵を産むガチョウの話があります。実はここに、ビジネスの儲けを現金で表すファイナンスのすべてが含まれています。なぜならば、この話は本質的にビジネスとまったく同じだからです。

例えば、代表的なビジネスとして自動車会社を考えてみましょう。自動車会社は金の卵の代わりに、自動車を毎日生み出しています。金の卵と自動車ではモノはまったく違いますが、その儲けを現金で表示すれば、同じ構図になります。

このように、金の卵を産むガチョウに経済的価値があることは明らかです。そこで、このガチョウの値打ちを算定するとしましょう。その場合、少なくとも次のような情報は欲しいと誰もが考えるでしょう。

1)金の卵の重さはどれくらいになるか?
2)餌やケージなど飼育にいくらかかるか?
3)いつまで産むのか?
4)本当に1日1個産むのか?
5)金の相場動向はどうなるか?

これらの情報を概念別に整理すると、3つに分類することができます。

 – 1)金の卵の重さ、2)飼育費は、それぞれ期待される収入と支出に関係するので、「リターン」という概念に分類することができます。
 – 3)金の卵をいつまで産むのか、というのは「時間軸」という概念に分類することができます。
 – 4)本当に1日1個産むのか、5)金の相場はどのように変動するのかというのは、「リスク」という概念に分類することができるでしょう。

そうすると、ビジネスの経済的価値は、リターン、時間軸、リスクの3要素で決まることになります。なぜならば、金の卵を産むガチョウと現実のビジネスは同じ構図だからです。
つまり、儲けを考える場合は、この3つの要素に注目する必要があります。そこで、私たちの課題は次のようになります。

1. リターンをどのように認識すればよいか?
2. 時間軸をどのように設定すればよいか?
3. リスクをどのように把握すればよいか?

それぞれの課題を順番に見ていきましょう。

2-1. リターン

現金でビジネスの経済的価値を表すのがファイナンスの考え方なので、リターンは「現金」となります。

専門的に言うと、リターンとしては「キャッシュフロー」を採用します。キャッシュフローを一言でいうと、現金がいくら手元に入ってくるかということです。会社では、売上が立つとお金が入ってきます。経費を支払うとお金が出ていきます。投資をするとお金が出ていきます。税金を支払うとお金が出ていきます。これらを差し引きして手元に残るお金がキャッシュフローになります。

キャッシュフローは現金という現物をベースにしているので、数字が一義的に決まります。誰が、いつ、どこで算定しても同じ数字になるということです。そのため、利益と違って、複数のオプションの中でどれがベストかということについて、みんなの合意を得ることができます。

2-2. 時間軸

ビジネスのリターンは1回限りのスポットではなく、今年、来年と将来に向かって継続的に発生するのが普通です。そのタイミングも早熟型、晩成型と色々なパターンがあります。このように時間軸で見た場合に様々なパターンがあるリターンに対応するためにファイナンスが採用するのが「現在価値」の考え方です。

現在価値とは、様々なタイミングで発生するリターンを、すべて今日の時点での価値に換算するというアプローチです。現在価値の考え方を使うことで、2年後の100万円と20年後の300万円はどちらに価値があるか、来年から5年間にわたって毎年100万円もらうのと(合計500万円)、今450万円もらうのではどちらにメリットがあるか、というような問いに答えることができるようになります。基準を「今日の時点に統一する」ことで、あらゆる時間軸上のリターンを同じ物差しで計れるというわけです。

簡単な例を使って現在価値を説明しましょう。

仮に株式等を活用して年率10%で資金を運用できるとします。そうすると、今日の100万円は2年後に121万円になります。式で表すと次のようになります。

100 × 1.1 × 1.1 = 100 ×(1.10)= 121

これを逆に考えると、2年後の121万円の現在価値は、100万円ということになります。これを式で表すと次のようになります。

121 ÷(1.10)= 100

この計算を「割引率10%で割り引く」と言います。

2-3. リスク

「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」という故事があるように、リスクとリターンの間には密接な関係があることが経験的に知られています。

仮にAとBという2つのビジネスのオプションがあって、AよりもBの方が、リスクが高いとしましょう。もしもAとBに期待されるリターンが同じであれば、誰もBを選択しません。そのようなオプションは成り立たないのです。オプションBはオプションAよりも高いリスクを冒すわけですから、それに対する見返りとして高いリターンが必要になります。そうすることによって、BはAと同じ価値を持つことができるのです。

このようにビジネスの経済的価値を考える際は、リスクを考慮する必要があります。リスクとは不確実性のことです。不確実なことに挑戦するから、それに対する報酬が生じるのです。これを定量的にモデル化することに成功したのがファイナンス理論なのです。ここでは説明を省略しますが、リスクは割引率(r%)に反映されることになります。

3. ビジネスの儲けを現金で表すNPV

リターン、時間軸、リスクの3要素を反映した究極の経済性指標がNPV(Net Present Value)です。私たちが漠然と「儲け」と捉えている概念をモデル化したのがNPVと言えます。また、「どの戦略で行けばよいか」と判断する際も、戦略がもたらすNPVで私たちは判断しているのです。

NPVの定義式を言葉で説明すると、「リターンである期待フリーキャッシュフローを、リスクを反映した資本コストで割り引いた現在価値の合計」ということになります。

NPVを理解するためには、それぞれの項目についての理解を深める必要がありますが、専門家ではない人にとって大事なのは、NPVの数字の意味を理解することです。

NPVの数字というのは、ビジネスの経済的価値を現金で表示したものです。NPVとは箱の中の現金を表しているものなので、「NPVは大きければ大きいほうがよい」とファイナンスは考えます。また、ビジネスの意思決定をする際に、NPVがプラスであれば、そのビジネスは経済的価値があるので、実行するべきです。NPVがマイナスであれば、そのビジネスに経済的価値はないので、実行すべきではありません。

「なんだ、簡単じゃないか」と思った人は、正解です。それでも意外に勘違いする人がいるので、クイズで確かめてみましょう。

<クイズ>

 

「2つのプロジェクトがあります。プロフェクトAは100万円の投資金額でNPVが3万円です。プロジェクトBは10万円の投資金額でNPVが2万円です。どちらのプロジェクトを選択しますか?」

プロジェクトBを選んだ方は、次のクイズに答えてください。

<クイズ>

 

「プロジェクトCとDではどちらを選びますか?」

 

NPVは「箱の中の現金を表す」と説明しました。したがって、プロジェクトC=プロジェクトA、プロジェクトD=プロジェクトBということになります。これがNPVの意味です。プロジェクトBを選んだ人は「まさか自分が現金の少ない方を選ぶとは」と思ったのではないでしょうか。

これはファイナンスに固有の話ではなくて、利益についても同じことが起こります。つまり、利益率と利益の額のどちらが大事なのかという話です。

この問いに対して会計学は明確な回答をしません。「ケースバイケースだ」というのが大多数の会計学の先生の回答でしょう。これに対してファイナンスは、「率」ではなくて「額」だと断言します。なぜならば、箱の中の現金は多い方がいいからです。

なお、プロジェクトBは10万円しか使わないから、残りの90万円で他のプロジェクトに投資すればもっと儲かるじゃないかと思う人もいるかもしれません。しかし、このクイズでは、AとB以外に魅力的なプロジェクトが存在するとは書いていません。そうすると、90万円はタンス預金となります。その場合のリターンは永遠に90万円です。90万円をタンス預金に投資して90万円のリターンですから、NPVはゼロということになります。

4. 未来に対する期待とリスク

未来を予想して判断するのがビジネスの意思決定です。当然のことですが、未来のことは神様にしかわかりません。だからこそ、ビジネスが難しくもあり、面白くもあるのです。

意思決定をする時点では、リターン(キャッシュフロー)も時間軸(期間)もリスクも確定していません。そのため、NPVの算定で使う数字はすべて期待される数字、つまり、「期待値」ということになります。したがって、ファイナンスは「期待値」で判断をすることになります。

期待値は非常に重要な考え方なので、最後に検討を加えます。

期待値というのは身近なものです。私たちが行う希望的観測も期待値と言えます。一方で、私たちは「厳格に定義された期待値」も活用しています。例えば次のような場合です。

白玉が80個、赤玉が20個のくじ引きで、参加料が250円、赤玉を出したら1000円が当たるとします。このくじ引きがどれぐらいお得なのか

計算すると次のようになります。

一般化すると、期待値は下記の式で表すことができます。

期待値 = 起こり得る事象 × その発生確率(%)

私たちは成功の確率が低い(or失敗の確率が高い)とハイリスクと言います。そうすると、確率の概念を反映する期待値によってリスクを把握できるのではないかという気がします。そこで、期待値とリスクのクイズをいくつか見てみましょう。ここで確率の考え方が登場してきます。

<クイズ1>

 

ルーレットのチップの値段が100円。赤の42にチップを賭けた場合、勝てば2万円をゲットできます。勝つ確率は1%です。あなたならチップを買って、赤の42に賭けますか?(実際のルーレットの設定とは異なります)

この勝負にリスクはありますが、「賭ける」と判断した人はいると思います。その場合の根拠は明白です。期待値がプラスだからです。これでプロとしての説明責任を果たすことができます。

期待値=-100 + 20,000 × 1% = +100

それでは次のケースはどうでしょうか?

<クイズ2>

 

ルーレットのチップの値段が100万円。赤の42にチップを賭けた場合、勝てば2億円をゲットできます。勝つ確率は1%です。あなたならチップを買って、赤の42に賭けますか?(実際のルーレットの設定とは異なります)

この場合も期待値は100万円でプラスですが、「賭けない」という人が出てくるのではないでしょうか。そうすると、確率の概念を反映した期待値の正負で、ビジネスの意思決定をしてもよいのかという疑念が生じます。

「賭けない」のはコンプライアンスでギャンブルが禁止されているからだという人もいるでしょうから、ビジネスのケースで考えましょう。

<クイズ3>

 

極秘探査衛星によって日本の佐渡島のある地区に金鉱が存在するという情報がもたらされました。推定埋蔵価値は1000億円、ドリルで掘るために要する投資金額は5億円、ヒットする確率は1%と分析されました。このプロジェクトに5億円を投じますか?

このプロジェクトの期待値はプラスです。したがって、ファイナンス理論は「Go」の判断を支持します。

ところが、社長から「このプロジェクトに5億円を突っ込んでも1000億円をゲットできる保証はない。確率を考えたらゲットできないと考えるほうが普通だろう」と言われます。ここで社長を説得できなければ、ファイナンス理論の知識は何の役にも立ちません。一方で、もしもこのプロジェクトを「No Go」とするならば、金、石油、ダイヤモンドなどの天然資源は生産されないことになって、それはそれで変な話になります。

このクイズの種明かしをすると次のようになります。ルーレットのケースで言うと、赤の42に100回賭けるのです。100回賭けると、赤の42をヒットして2億円を当てる合理的な根拠が生じるというわけです。

当然のことながら、実際には1回目に当てる強運の持ち主もいれば、1000回賭けても当たらない貧乏神もいます。多くの人が「自分に限って100回もやれば外れることはない」と思うのではないでしょうか。さらに言えば、これをビジネスに置き換えると「やらない」という選択肢はあり得ないことになります。

まず、「100万円×100回=1億円もお金がない」と言う人がいるでしょうが、心配は無用です。SNSでこのプロジェクトを発信すればすぐに1億円を調達できます。なぜなら、世界中の投資家は期待値がプラスのプロジェクトを血眼になって探しているからです。

また、「理屈は理解できるが、実際に100回で当たる保証はないのでやらない方がよい」という慎重な人もいるでしょうが、これもあり得ません。なぜなら、そのような人は「期待値がプラスのプロジェクトを実行する力がない」という評価をされて、世界中の投資家から経営者失格の烙印を押されることになるからです。ビジネスのプロとして自分のステータスを守りたかったら、「賭ける」という選択肢しかないのです。

以上の議論から2つの帰結を導くことができます。
① ビジネスの意思決定は期待値で判断してよい
② ビジネスのリスクは単純に失敗する確率だけでは判断できない
リスクについてはより深い洞察が求められることになります。

いかがでしょうか。ファイナンス理論に興味を持っていただけましたか?
「リスクってどうなっているの」と気になった方は、これをきっかけにファイナンス理論を勉強してみてください。必ずや「ファイナンスって面白い!」と感じるはずです。

5. まとめ

ビジネスパーソンは、毎日ファイナンスを実践しています。なぜならば、意思決定なしに仕事をすることはできないからです。

意思決定に判断基準は不可欠となります。ファイナンスはその判断基準をテーマとします。

ファイナンスでは「現金」という現物を断基準とします。ビジネスの経済的価値を現金で表すためにどうしたらよいかを体系化したものが、ファイナンス理論です。ビジネスの経済的価値は、「リターン」「時間軸」「リスク」の3要素で決まります。

この3要素を反映した究極の経済性指標が、NPV(Net Present Value)です。NPVは期待キャッシュフローを、資本コストで割り引いた現在価値のことで、ビジネスの経済的価値を現金の額で表したものです。

 

<参考文献>
・「ファイナンス入門講義 論理を経営に生かすポイント」 山本和隆 日本経済新聞出版社 2014年