2020年の東京オリンピック開催に向け、国を挙げてテレワークの推進を促していることは最近のニュースでも記憶に新しいですよね。
今回はそのテレワークの中でも「ワーケーション」という働き方についてご紹介したいと思います。

ワーケーションとは?

ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、海外旅行先や帰省先などで休暇を楽しみながら仕事を行う働き方のことです。
もとを辿ると2000年代のアメリカで、休暇中でも関係なく仕事をするという人が多かったことや、有給休暇取得率が減少傾向にあったことを受け、休暇中に仕事をするのであればいっそのことその2つを組み合わせてみよう!という動きから始まった働き方とされています。

ワーケーションのメリット

長期休暇が取得しやすい

休暇の途中で外せない仕事がある場合でも、WEBを通じてリモートワークができれば長期休暇の取得もしやすい環境になりますよね。

リフレッシュしながら仕事ができるため、作業効率が上がる

リゾート地などで休暇を楽しみながら仕事ができるため、きちんとオンオフの切り替えをすれば非日常の中で刺激を受けて、作業効率アップも望めます。

働き方改革にもなる

こちらは企業から見たメリットとなりますが、休暇が取得しやすいというのは従業員側からするととても魅力的ですよね。
そこでワーケーションという取り組みを実施し有給消化率を高めることが働き方改革にもなり、ひいては社員の離職率の低下も望めるのではないでしょうか。

事例紹介

以下では、他社に先駆けて「ワーケーション」を導入している企業をご紹介します。

日本航空株式会社

日本航空では、2017年に働き方改革の取り組みの一環として、ワーケーションを挙げており7月から8月の期間中、最大5日間までワーケーションが利用できます。

実際に利用した社員は、休暇を取ったにも関わらず急遽どうしても外せない会議が入ってしまい、従来であれば休暇のキャンセルになりかねない状況となった際、ワーケーション利用により帰省先からWEBを利用して会議に出席することで、休暇キャンセルもせずに済み、プライベートでもしっかりリフレッシュができた良い休暇となったと語っています。

また、この経験からご本人は今後もうまくワーケーションを利用することで長期休暇が取りやすくなるのではと感じたようです。

株式会社ヌーラボ

ヌーラボでは、2018年6月に宮古島市教育委員会と共同で、宮古島でのリモートワークを支援する「リゾートワーク制度」を開始しました。会社側は希望する社員を社内公募し、選ばれた社員の家族も含め旅費などの一部を会社負担するのだそうです。このとても魅力的な制度はすでに選考が終了しており、11名が通過しています。

また、リゾートワーク中社員は宮古島の小学校・中学校・高校にて独自の特別授業を実施します。
なぜかというと宮古島の児童は生活を送るなかで学校の先生以外の大人と接する機会がとても少なく、多くの職種の大人と関わるチャンスがなかったのだそうです。
そこで社員それぞれの得意分野を生かした授業を行うことで、宮古島の児童のキャリア教育の手助けにもなり、それがひいては地域の活性化へ、という社会貢献にも繋がっています。

働き方の多様性が広がっています!

日本有数の観光地である長野県の軽井沢町では、「軽井沢リゾートテレワーク協会」が発足、和歌山県では親子でワーケーションを行う「体験企画」も催されています。仕事もプライベートも両立し、充実した暮らしを送るために、うまくワーケーションを取り入れてみてはいかがでしょうか?
なお、軽井沢や和歌山の取り組みは、別の記事で今後ご紹介いたします!