高齢者の安全へツール 点検表から職場改善を 中災防が開発

 中央労働災害防止協会は、若年者に比べて災害発生率が高い高年齢労働者の安全と健康確保を後押しするため、チェックリストの活用による職場改善ツール「エイジアクション100」を開発した。加齢に伴う身体・精神機能の低下による労災発生のリスクを低減する対策、職場環境の整備や働き方の見直しなどの留意点を具体例とともに盛り込んでいる。
 「エイジアクション100」は、高年齢労働者に多発する傾向にある労働災害の……[続きを読む]…

死亡災害多発で特別運動を開始 徳島労働局

 徳島労働局(鈴木麻里子局長)は、今年に入って建設業の死亡災害が多発していることから、このほど「建設業労働災害防止特別運動2018」をスタートさせた。全建設現場を対象に注意喚起のリーフレットを配布するとともに、自主点検の実施による現場環境の改善を促しているという。 同労働局管内では、8件の死亡災害が発生し、そのうち4件が建設業となっている(4月末速報値)。すでに前年1年間の合計に並んでいるため、極……[続きを読む]…

安全衛生管理手法の継承へ 日本無線四国支店をコスモス認定 建災防

 建設業労働災害防止協会は7月31日、日本無線㈱四国支店に建設業労働安全衛生マネジメントシステム(通称:コスモス)の認定証を交付した。 防災無線や気象レーダーなど防災減災機器の製造・据付けを行う同社では、機器設置のための高所作業での墜落災害防止などを重点に安全対策を徹底してきた。コスモスの導入に当たり、創設から41年を迎える建設部門が培ってきた安全衛生管理手法やルールを明文化している。後藤秀樹支店……[続きを読む]…

建設業の死亡者数が前年比9人増 大阪労働局・29年労災発生状況

 死亡、休業4日以上の労働災害がともに2年連続で増加――大阪労働局がとりまとめた平成29年の労災発生状況で明らかになっている。 労災により死亡した労働者は60人で、前年の51人から9人(17.6%)増えている。 業種別にみると、建設業20人(前年比9人増)、運輸業12人(増減なし)、製造業11人(増減なし)、商業5人(2人増)だった。建設業では墜落・転落が、運輸業と商業では交通事故がめだっている。……[続きを読む]…

トラッククレーンで死亡災害 運輸業者を送検 七尾労基署

 石川・七尾労働基準監督署は、クレーンによる荷の積み込み作業中の安全対策を怠ったとして、コンクリート製品等の輸送を行う㈱斉藤輸送(石川県七尾市)と同社専務取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で金沢地検七尾支部に書類送検した。平成30年4月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。 被災した労働者は他社の製品置場において、積載型トラッククレーンを使ってコンクリート製……[続きを読む]…

物流センターの安全対策を巡視 神奈川労働局

 神奈川労働局(三浦宏二局長)は7月6日、物流現場の安全対策を確認するため、ASKUL Logi PARK 横浜を訪れた。今年度から始まった第13次労働災害防止計画では陸運業の労災防止を重点としており、その一環として荷主先である物流センターの安全対策を確認した。 三浦局長は、荷物の積み込み場所や梱包ラインで、歩車分離の徹底や安全表示、スポットクーラーによる熱中症予防策などを確認した。パトロール後に……[続きを読む]…

ブル・ドーザーに轢かれ死亡 作業計画定めず送検 県による指名停止も 富山労基署

 富山労働基準監督署はブル・ドーザーで作業をさせるに当たり、あらかじめ運行経路や作業方法を示した作業計画を策定していなかったとして、伍都和(いつわ)建設㈱(富山県富山市)と同社の現場代理人を富山地検に書類送検した。作業計画を定めなかった結果、63歳の男性労働者1人がブル・ドーザーに轢かれ死亡する労働災害が起きている。 労働災害は平成29年10月11日の午後12時ごろ、富山県が発注する「ほ場整備長沢……[続きを読む]…

水道工事 多発する重機災害を半減へ 東京都が行動計画

テキスト作り受注者支援 東京都は、都が発注する水道工事における労働災害を防止するため、中期的な数値目標と重点対策を定めた「水道工事事故防止アクションプラン2018」を策定した。休業4日以上の死傷災害などを年間10件以下に抑えるとともに、多発する車両系建設機械による災害の半減をめざす。建設機械による事故防止に特化した安全テキストの作成や講習会の開催などを通じて工事受注者への支援を強化する。下請会社を……[続きを読む]…

安全対策を重視し岩はコンベヤーで 香川労働局・観音寺署

 香川労働局(亀澤典子局長)と観音寺労働基準監督署(瀧幸治署長)は7月5日、「平成27-31年度新猪ノ鼻トンネル工事」作業所に対し、「局署合同パトロール」を行った。 現場では、元請けから労働災害を未然に防ぐためのポイントなどが説明された。安全対策を重視し掘削時に生じた岩などをトラックではなく、ベルトコンベヤーでトンネル外に運び出しているほか、IT技術を駆使して現場事務所で常に現場の状況が把握できる……[続きを読む]…

梱包機のスライドに頭を挟まれ死亡 繊維業者を送検 岡崎労基署

 愛知・岡崎労働基準監督署は、梱包機の安全対策を怠ったとして、繊維製造業の㈲浜崎商店(愛知県岡崎市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で名古屋地検岡崎支部に書類送検した。平成30年1月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。 被災した労働者は綿を圧縮して梱包する機械を使用していた際、機械の一部であるプレス装置のスライドに頭を挟まれている。スライドは手……[続きを読む]…