2年連続死亡労災 九頭竜森林組合を今年2度目の書類送検 大野労基署

 福井・大野労働基準監督署は、荷役作業中の安全対策を怠ったとして、九頭竜森林組合(福井県大野市)と同組合課長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福井地検に書類送検した。平成30年7月、同組合の労働者が死亡する労働災害が発生している。 被災した労働者は別の労働者とともに、貨物自動車に原木を積み込む作業に従事していた。貨物自動車から落下した220キロの原木が労働者に直撃してい……[続きを読む]…

ダンプトラックごと崖下へ転落 誘導員配置せず送検 宮崎労基署

 宮崎労働基準監督署は、車両系荷役運搬機械の一種であるダンプトラックを使った作業に関する安全対策を怠ったとして、建設業の㈱宮本組(宮崎県西都市)と同社現場代理人を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で宮崎地検に書類送検した。平成30年4月、宮崎県児湯郡西米良村の土木工事現場において、同社労働者が負傷し長期休業する労働災害が発生している。 被災した労働者はダンプトラックを運転し……[続きを読む]…

ビニールハウス建設中に死亡労災 ショベルが水路に転落 安芸労基署・送検

 高知・安芸市労働基準監督署は、ビニールハウス建設工事現場の安全対策を怠ったとして、建設業の森岡興産の個人事業主(高知県高知市)を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で高知地検に書類送検した。平成30年7月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。 被災した労働者は工事現場内でドラグ・ショベルを運転していた際、路肩から2メートル下の水路に転落し、下敷きになっていた。 同個……[続きを読む]…

クレーンでつり上げられた労働者が墜落死 鉄工事業者を送検 名古屋南労基署

 愛知・名古屋南労働基準監督署はクレーンでつり上げられた66歳の男性労働者が墜落死した労働災害で、㈲藤田鉄工所と同社の社長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで名古屋地検に書類送検した。 労働災害は平成30年5月14日に発生した。被災労働者は門型クレーンの老朽化したホイスト(ワイヤー巻揚機)の交換作業に従事していた。架台に乗った被災労働者を2つのクレーンで約6メートルの高さ……[続きを読む]…

日常的に安全対策怠る 「合図なしでも自分で逃げていた」 労災起こした林業の代表者を送検 彦根労基署

 滋賀・彦根労働基準監督署は、伐木作業時の安全対策を怠ったとして、「速水林業」の代表者(滋賀県長浜市)を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で大津地検に書類送検した。平成30年1月、同代表者に雇用されていた労働者が重傷のケガを負う労働災害が発生している。 労災は長浜市内の私有林で発生した。代表者がチェーンソーで切った木が、近くで作業していた被災した労働者に直撃している。 代表……[続きを読む]…

火気管理計画の策定を呼び掛け 東京労働局

 今年7月に多摩市内で発生したビル新築工事現場火災を受けて東京労働局(前田芳延局長)と建設業労働災害防止協会東京支部(松井隆弘支部長)はこのほど、建設事業者を集め、火災による労働災害防止講習会を開催した=写真。発泡プラスチック系断熱材を使用している建設現場を対象に実施した自主点検結果を紹介しつつ、安全対策のポイントを解説した。 同断熱材を使用している1076現場のうち、2割弱に当たる172現場で火……[続きを読む]…

【特集2】「伝える力」をDVDで教育 熟練者のノウハウ継承へ 日本通運㈱重機建設事業部

情報共有し作業品質向上図る 労働災害は、情報が共有されていないことで起こることが少なくない。日本通運㈱(本社=東京・港区)の重機建設事業部では、作業内容などが正しく伝わっていないことで災害が発生しているとして、教育のため2本のDVDを作成し現場で活用している。「伝える力~作業指揮者はどう伝えるのか~ 伝える力~座談会~」では、現場の第一線で活躍している作業指揮者が「図表を交えた分かりやすい言葉で理……[続きを読む]…

【特集1】日替り「安全大将」を任命 ミーティングの進行役で意識付け ㈱長谷工コーポレーション

バリューアップ活動から新施策 今日はあなたが“安全大将”――。マンション設計・施工大手の㈱長谷工コーポレーションの手掛ける現場では、職長以外の職方にも積極的に安全活動に関わってもらおうと、日替り(週替り)の安全当番を任命し、朝礼やKY(危険予知)の進行役を務めさせている。HGKYカードなど本社の「HASEKOバリューアップ活動」で考えた各種施策によって意識啓蒙を図り、労働災害撲滅を目指している。流……[続きを読む]…

工事量の増加見据え さらなる取組み必至 建災防・全国大会

 建設業労働災害防止協会は9月20、21日の両日、第55回全国建設業労働災害防止大会を横浜市で開催した。同地での開催は11年ぶりになるという。 初日の総合集会で錢高一善会長は主催者代表として挨拶=写真。平成29年の建設業の死亡災害が323人と対前年比9.9%増という大変残念な結果となったと述べ、今年も自然災害からの復旧・復興工事や、2020年東京五輪関連の工事などにより、昨年以上に工事量の増加が見……[続きを読む]…

安全な昇降設備なく死亡労災 製造や産廃業を営む会社を送検 新居浜労基署

 愛媛・新居浜労働基準監督署は、工場内での安全対策を怠ったとして、木造チップ製造および産業廃棄物の中間処理事業を行う今治加工㈱(愛媛県西予市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で松山地検に書類送検した。平成30年6月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。 被災した労働者は、同社東予工場において地上から高さ1.9メートル地点にあるコンベヤーの金属製の……[続きを読む]…