熱中症予防で「緊急要請」 建設業での死亡事例を受け 大分労働局

 大分労働局は、建設業労働災害防止協会大分県支部など関係業界6団体に対して熱中症予防対策の更なる徹底を求める緊急要請を発出した。建災防大分県支部に対しては、要請文を手交している。 要請日の1週間前に当たる平成30年7月19日に、県内の建設現場において労働者が熱中症により死亡する労働災害が発生していた。同月26日現在、死亡事例を含む休業4日以上の熱中症災害は4件。 要請の内容は、休憩時間の確保、水分……[続きを読む]…

【ひのみやぐら】熱中症予防は食事が大切

 夏になると、食が細くなる。昼食も簡単に済ませがちになり、冷たい麺類を選んでしまう。コンビニエンスストアのせいにするつもりはないが、最近はより美味しい商品の開発やテレビCMもあって惣菜や弁当よりも、うどんやそばに手がのびる。味も濃い目で野菜不足なのは明らかなので、「いけないな」と思っていても、もともと麺好きもあってやめられない。
 炭水化物に偏った食事は、疲労回復に役立つ栄養が不足し、さらに疲れ……[続きを読む]…

【特集2】建設現場の熱中症予防策 夜遊びしたら「静か午前」 飲酒が与える影響示す/村木 宏吉

 熱中症の労災認定は、約9割が建設業。ビル建設現場での最上階や内部工事でも仕切りなどで風とおりの悪い場所は要注意だ。町田安全衛生リサーチの村木宏吉代表は①昨日のツケ型、②北極ハワイ型、③熱帯砂漠型、④飲み助のサガ型の4パターンに熱中症の症状を分類。例えば、昨日のツケ型は、前夜の夜遊びなどが原因とし、水分と塩分を補給させ、午前中は休ませておく「静か午前」という対応をとるよう示した。また、飲酒の影響に……[続きを読む]…

物流センターの安全対策を巡視 神奈川労働局

 神奈川労働局(三浦宏二局長)は7月6日、物流現場の安全対策を確認するため、ASKUL Logi PARK 横浜を訪れた。今年度から始まった第13次労働災害防止計画では陸運業の労災防止を重点としており、その一環として荷主先である物流センターの安全対策を確認した。 三浦局長は、荷物の積み込み場所や梱包ラインで、歩車分離の徹底や安全表示、スポットクーラーによる熱中症予防策などを確認した。パトロール後に……[続きを読む]…

労災防止徹底を要請 西日本豪雨復旧工事で 厚労省

 厚生労働省は、7月に発生した西日本豪雨災害後の復旧工事の本格化を見込み、関係する23府県の労働局に対して労働災害防止対策の周知と現場指導を徹底するよう指示した。併せて、日本建設業連合会など建設業の業界団体と災害防止団体に対し、災害防止対策の徹底を文書で要請した。 取り組むべき内容として、土砂崩壊災害防止対策、土石流災害防止対策、熱中症予防、がれき処理作業における安全確保と石綿粉じんなどのばく露防……[続きを読む]…

暑さ指数の把握を求める 熱中症対策で要請 山形労働局

 山形労働局は、県内の災害防止団体など29団体に熱中症予防対策の徹底を要請した。WBGT値(=気温・湿度・風速・輻射(放射)熱を考慮した暑熱環境によるストレスの評価を行う暑さ指数)の把握と低減対策等を行う作業環境管理の徹底などを求めている。 要請ではこのほか、把握した暑さ指数に基づき作業時間を短縮するなどの対策も訴えた。 同県内では昨年、7月に5人が熱中症により4日以上休業している。草刈り作業中に……[続きを読む]…

職場における熱中症 平成29年の発生状況と平成30年の予防対策についてお知らせ(厚労省)

 厚生労働省は、平成30年6月1日、平成29年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確報)を公表しました。
 これによりますと、昨年(平成29年)の職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は544人と、平成28年よりも82人増加し、うち死亡者は14人と、前年より2人増加しました。

 熱中症による死傷者は、平成23年以降、毎年400~500人台で高止まりの状態にあります。
 業種別に熱中症による死亡者をみると、建設業が最も多く、全体の約6割が建設業で発生しているとのことです。