厚生労働省から、「平成29年の労働災害発生状況」が公表されました(平成30年5月30日公表)。  平成29(2017)年については、死亡災害、休業4日以上の死傷災害の発生件数はともに前年を上回り、それぞれ978人(5.4%増)、120,460人(2.2%増)となりました。  死亡災害は3年ぶり、死傷災害は2年連続の増加となっています。  その背景には、死亡災害については建設業や運送業での事故の増加、  死傷災害については社会福祉施設など第3次産業での事故の増加があるようです。  参考資料として「平成29年労働災害発生状況の分析等」も公表されていますが、その中で、建設業における死亡災害・死傷災害の増加について、「慢性的な人材不足、労働力の高齢化の進展などが考えられる」といった分析もされています。  なお、現在、厚生労働省は、計画期間を2018年4月1日~2023年3月31日までの5年間とする「第13次労働災害防止計画」に基づき、労働災害防止の取組みを進めていますが、この計画では、次のような数値目標を掲げています。 ①死亡災害については、死亡者数を2017年と比較して、2022年までに15%以上減少 ②死傷災害(休業4日以上の労働災害)については、死傷者数の増加が著しい業種、事故の型に着目した対策を講じることにより、死傷者数を2017年と比較して、2022年までに5%以上減少   この目標は、是非、達成して欲しいですね。  詳しくは、こちらをご覧ください。  「平成29年労働災害発生状況の分析等」のほか、「第13次労働災害防止計画(13次防)について」も、参考資料として紹介されています。 <平成29年の労働災害発生状況を公表> http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000209118.html